2019-06-05 第198回国会 参議院 本会議 第23号
野党は、引き続く会派間協議を求めましたが、自民党はこれに背を向けて法案を提出し、倫理選挙特別委員会の職権開催を繰り返した上、野党の反対の中、審議を打ち切り、委員会討論も封じるなどして強行的採決を行ったのであります。 参議院選挙制度をめぐって何が求められているのか。
野党は、引き続く会派間協議を求めましたが、自民党はこれに背を向けて法案を提出し、倫理選挙特別委員会の職権開催を繰り返した上、野党の反対の中、審議を打ち切り、委員会討論も封じるなどして強行的採決を行ったのであります。 参議院選挙制度をめぐって何が求められているのか。
我々野党は、これは専門委員会で議論してこなかったんだから、専門委員会で引き続き協議をするべきだと求めましたけれども、自民党はそれに応じずに、倫理選挙特別委員会の職権開催を繰り返した上、委員会での審議を野党の反対の中、打ち切って、そして委員会の討論も封じて強行採決をしたと、こういう結果だったわけですね。
与野党が審議に合意し得る給与法案の委員会まで職権開催し、入管法等改定案の付託に備え、本会議での代表質問が終わるや否や、翌日の一般質疑と委員会での審議入りをまたもや職権で強引に決めました。是が非でも会期内の成立をとたくらむ政府・与党のためにひたすら職権発動を重ねてきたことは、およそ中立公正であるべき委員長としての職責に反し、その責任は極めて重いと言うべきであります。
しかし、法務委員長は、こうした不法ともいうべき安倍内閣の印象操作を正すどころか、安倍総理のラジオ番組における野党が不安を広げる議論を延々としているとの旨の法務委員会の存立そのものを否定するレッテル貼り、印象操作の暴言について、野党理事の抗議を放置し、委員会の職権開催を強行したのであります。 最後に、この法案の濫用の危険について申し上げます。
法務委員長が、国会法と参議院規則に反し、質問者の要求なしに法務省刑事局長を常時出席させ、憲法上の大臣の答弁責任を踏みにじる包括議決を強行し、総理ラジオ発言の撤回、国連特別報告者書簡への回答と提出、徹底審議の上で重要な野党、とりわけ反対会派、少数会派の質問時間の十分な確保を求める野党の反対を押し切って委員会の職権開催を決めた責任は、極めて重いと言うべきであります。
委員会職権開催のための単なるセレモニーだったのでしょうか。普通の委員長なら実行する、事態打開のための与野党双方への働きかけ、これも一切見られませんでした。
六月十八日現在において、委員会の職権開催が四十七回、強行採決が十四回であります。消えた年金記録の数にも驚きますが、通常考えられない数字であります。 厚生労働委員会において、新たな事実が次から次へと発覚し続けています。これまで社会保険庁が明らかにしていた五千万件のほかに、第二の年金記録漏れとして、大量の手書き台帳分千四百三十万件。時効により支給されなかった年金総額、五年間で九万人に千百五十五億円。
今回の更生保護法案のように、強行採決直後、再びの職権開催、しかも、提案理由説明から採決に至るすべての日程が職権で決められたというような例は近年ほかにあったでしょうか。 七条委員長は、故河本敏夫先生や故三木武夫元総理を尊敬し、良識のある政治、バランスのとれた政治をモットーとされているとのことです。
ようやく審議に入りまして、与野党が協力をして審議が再開されたわけでありますが、粛々と審議が進むかと思えばなかなか進まず、協議調わず、そして最終的に委員長の職権開催になったということであります。 先ほどから委員長の職権開催はと、こういう話が出ておりますが、私は委員長を一方的に責めるというのはこれは決して国会のあるべき姿ではないと思っております。